なにが面白いんですか?
友人と中古レンズ屋めぐりをしていた時の事。
友人が単焦点を買いたいとの事で、僕は買う気はなかったんだけど、とあるレンズを見つけてしまった。
『面白レンズ 4300円』
面白レンズ…?
確かに、見た目は面白いけれど…。
ニコンマウントとの事だったので、気になってご主人に聞いてしまった。
「なにが面白いんですか?」
これだけ聞くと、僕が怒ってるみたい…。
聞くと、F値固定で、フォーカスレンズが伸び縮みするだのかんだの…との事だった。
良く分からんが、とにかく買ってみよう!
ってな事で…。
見よ!この情けない姿を!
なんやこれは…。
どうやらニコンが宣伝用に3本セットで売っていたレンズの内の一本らしい。
残り2本が気になるところ…。
えーっと…このレンズの距離としては120mmと90mmらしい。
Fは両方とも4近く。
120と90って言うのが、最初は分からなかったけど、写真を見てもらったら分かる通り、フィルムケースほどのレンズを装着する事ができ、つける事によって120mmになる…っぽい。
つけて無いと90mm。
うーん…確かに面白いけれど…。
まあ、とりあえず、撮りに行こう!
安定の上野。
まずは120mmで撮る。
フォーカスのリングを無限(数字が書いてないが、おそらく無限)に合わせないと、ろくに写真が撮れない。
これは遠くのものしか取れないな…。
今回はハズレかな?
とりあえず、小さいレンズを取り外し、60mmで撮影。
!?
え…なにこれは…。
息がかかって白くなったのかな…?
でも、レンズに曇りはないし…。
とりあえず、時間を置いてもう一枚…。
!?!?
なにこの天使が舞い降りた感…。
まさか…これが面白レンズ本来の力…!?
なんだこれ…。
なんだこれ…。
まるで夢の中にいるような…。
これを活用できる方法を勉強しなければならないな…。
モノクロームにしてみた。
古い感じになった?
太陽の光が反射して、地面にシャイニングロードが…!
うーん、中々難しい…。
このレンズならでは…って感じではあるけれど、それを活用した作品に仕上げるにはどうすればよいのか…。
今後の課題だ…。
120mmの方も弄る。
レンズを分解できるので、フォーカスリングで調整できない範囲に関しては、手動(レンズを分解し、レンズを浮かせながらフォーカスを合わせる…って、なに言ってるか分からないと思うケド…)でフォーカスを合わせる事が出来る。
結構シャープな写りも出来るのね。
フォーカスさえ合えば、こうもハッキリと写る。
後ろもボケてる。
汚いボケだけど…。
とりあえず、今日はここまで。
遊ぶには少し疲れるレンズかな。
どうやって活用すればいいかも考えなきゃだし。
さて、最後に言わせてもらおうかな。
結局、このレンズ…
なにが面白いんですか?
ではでは!
おまけ
せっかくなんで、ムービーも撮ってみた。
1.5倍速にして、昔風にしてみたけど、どうかな?