気になる映画が前後編に分かれてた時の気持ち

僕です。

最近、写真を撮らなきゃという謎の使命感に疲れて、ちょっとだけだけど、カメラから離れるようにしてる。

小説も行き詰ったら、無理に手を付けないようにすると、新しいアイディアが浮かんだりする。

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ちょっとだけ散歩してから、すぐに家に帰る。

靖国神社に行って、そこから御茶ノ水の方まで歩く感じ。

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あまりインドア系というか、そういうのやったことないので、家で映画を見る事にした。

映画は前々から気になっていた「ソロモンの偽証」。

簡単に説明すると、同級生の死に対して、中学生が学校で裁判を起こすといった内容。

※ここからはネタバレ的なものも含まれているかもしれません。

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何故裁判をすることになったのかめっちゃ気になっていたけれど、この映画、前後編に分かれてるんですよね……。

なんか、それだけでだるくなっちゃって、DVDで見ればいいやってなってた。

そんなこんなで昨日。

新作枠でソロモンの偽証があったんで、借りてきたという訳です。

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映画は女性教師が中学校に赴任してきたところから始まる。

どうやら女性は裁判を始めた当時の中学生らしい。

という事は、過去の話なのか。

その学校では裁判は伝説になっていて、校長先生はその伝説を語り継ぐのが伝統らしい。

現校長先生は、その女性に伝説の話を聞くという形で回想に入る。

ここからが本編らしい。

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舞台は1990年代。

当時中学生だった女性は、学校の裏口に積もった雪の中から同級生(少年)の死体を見つけてしまう。

警察は飛び降り自殺と断定。

それを裏付けるように、自殺した少年は不登校だったり、友達がいなかったりと、学校生活が良いものだとは言えなかった。

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そんなある日、校長先生と死体を発見した少女(父親が警察)と担任の教師に匿名の告発状が届く。

中身は、自殺した少年は殺されたのだという衝撃のものだった。

しかも、殺した人物を、殺した瞬間を見たというのだ。

警察や学校はこれを悪戯であると断定。

それに納得がいかない少女(死体を発見した少女)は、なんやかんやあって裁判をして、本当に自殺だったのかどうかを裁判しようという話。

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ざっくりした説明で申し訳ないけれど、話は物凄く面白い。

よく練られていて、見ている側も、どうして自殺したのかとか、告発状は本当なのかとか、最後の最後まで分からない。

本当に自殺なのか、告発状の意味は?

僕は前篇を見て、すぐに後編を見た。

晩飯を食べる暇もないくらいに夢中でね。

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全編見終わって、僕が思った事。

それは……

ラストが糞

だということだ。

ストーリーが進むにつれて、段々と判明する謎。

裁判では告発状を書いた人物が証言。

容疑をかけられている人物も法廷へ現れ、殺されたかどうかが分かる。

まあ、そこまではいいでしょう。

じゃあ、残った謎は? って時に、それも解かれていくんだけど

は?

ってなる。

いや、僕がそうなだけで、他の人はそうは思わないかもしれないけれど、僕はそうなった。

言ってることは分かるんだけど、全く共感できない。

ここまで練られているのに、ラストのラストで共感できないって言う。

作者が女性だから、男の僕には分からなかっただけかもしれないけれど、とにかく胸糞悪いレベルで糞。

なに綺麗に終わろうとしてんだよって思うし、本当に謎。

例えるなら、凄いプレゼントあげるよ! って散々期待させておいて、中身はウ○コだったってくらい糞。

本当に勿体ない作品だった。

 

いやあ、糞糞って汚い表現でしたが、本当に糞だった。

それでも、ラスト以外は凄いと思ったし、今まで見た映画の中でも最高作と言えるかもしれない。

まあでも、ラストは本当~~~~~~~~~に

 

お粗末さまでした。

 

ではでは!