ビバ! 台湾旅行! ~「死にかけた挙句、アメリカを救った」の巻~

祝! 初海外旅行!

いやぁ、行ってきましたよ。

台湾!

一年前の九州旅行では「来年は海外かもね」と冗談交じりで言っていたのも懐かしい。

3泊4日。

本当の本当に行ってきました!

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8月22日。

出発は23日ですが、前乗りで成田空港まで来ました。

この日は台風が凄くて、13時に出発して、成田空港に着いたのは22時。

22時。

9時間もかかったのです。

途中で電車が止まり、バスに切り替えようと東京駅へ行っては見たものの、混んでいたため乗れず。

結局、同期と合流し、4時間近くかけて成田空港へ。

ついた頃にはもうクタクタで、速攻で成田空港内にある「9h」というカプセルホテルへ駆け込みました。

あ、そうだ(唐突)

実は出発前にGOPRO(アクションカム)を買っていまして、この時の映像を見ても、二人して凄く疲れているのが分かります。

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翌23日。

皆(4人)の集合時間は7時頃だったので、搭乗口付近で待ち合わせ。

後輩も深夜に前乗りで来ていた。

ただ、ホテルなどは取っていなかったので、適当にそこら辺で寝たらしい。

幸いにも台風の日だったので、空港側が寝袋とクラッカーを配っていて、助かったとの事。

僕たちが泊まったカプセルホテルですが、まだ出来て新しいのか、凄く近未来的で良かったです。

シャワーも使えるし、とても綺麗だった。

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飛行機は、9時25分の台北行きに乗ります。

ただ、台風の影響なのか、少しだけ遅れて、10時10分に変更になってました。

この頃になると、もう全員集合していて、適当に写真・動画を撮ったりと、旅の前にはしゃいでいました。

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荷物を預け、手続きが済んで自由になるまで、結構時間がかかりました。

基本的に機内に液体関係は持ち込めないらしく、持ち込むには100mlまでとの事。

飲み物を捨ててる人がたくさんいました。

また、税関(?)を通り、ちょっと動画を撮っていたら、消せと怒られました。

撮影は駄目との事。

まあ、そうだよね……。

手続きが終わり、自由になると、そこから搭乗口までは、免税店が続きます。

煙草を吸う後輩は、免税をいいことに大量の煙草を購入。

この時点で結構なお金を使うと言う。

「なんかもう満足っすわ」

そりゃ良かったね。

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所変わって、急に台湾です。

実は、出発前に体調を崩しましてね。

そりゃ、前日に9時間も移動してるし、カプセルホテルではあまり眠れてないしね。

飛行機では機内食が出ました。

体調悪くて全然食べなかったけど……。

チャイナエアラインだからなのかは分かりませんが、3時間以上の飛行になると機内食が出るそうです。

そして、台湾についてからは、速攻で洗礼を受けました。

まず、トイレですが、紙が流せません。

大をしたら、大しか流せません。

紙はと言うと、横に備え付けてあるゴミ箱に捨てます。

前にした人の紙が入ってるんですよ。

いやぁ、さらに体調が悪くなりましたね。

どうやら、台湾の配管は、紙を流せるほど太く出来てないそうです。

ということは……どこへ行ってもこれなのか……。

そうそう、お金ですが、向こうではNTD(ニュー台湾ドル)となっています。

外貨に換える時は、台湾の方がいいと聞いていたので、台湾についてから空港で換えました。

当時のレート的に、1NTD=約3.2円だったので、まあ悪くなかったです。

取り合えず、5万円換えました。

そして、そのままバスのチケットを買い、台北へと向かいました。

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台北について、すぐにホテルにチェックイン。

君品酒店という、結構いいホテルを取ってました。

まあ、初海外だしね。

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部屋はこんな感じ。

本当はもっと写真を撮って紹介したかったのですが、体調が悪かったのもあって、すぐにベッドで休みました。

頭はガンガンするし、お腹は痛いわで、散々でした。

また、ホテルにチェックインする時、日本語が通じると聞いていたのですが、全然通じませんでした。

ほぼ英語ですね。

何を言ってるのかは断片的には分かるのですが、こっちの教養が無いせいで、手間取りました。

英会話教室行かなきゃなぁ。

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しばらく休むと、幾分か体調がよくなったので、夜市に行こうという事になりました。

写真はホテルの部屋から。

結構いい眺めです。

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さて、夜市まで行くのに地下鉄に乗るのですが、台湾は切符ではありません。

このプラスチック製のコインです。

この中にはICが入っているのか、改札にかざすと通れます。

改札を出る時は、コインを入れるところがあるので、そこに返却する形になります。

使いまわしで、非常にエコなのでしょうが、日本では難しそうなシステムです。

また、運賃ですが、5駅ほど行っても20元(20NTDと同等の表記)。

つまり、大体60円くらいです。

安い。

ただ、駅間が凄く短く、一駅大体1~2分で着きます。

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駅構内の案内。

おや……見たことあるキャラが……。

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夜市に着きました。

雰囲気はアメ横に似ていますが、結構カオスです。

日本人や観光客が多く来るのか、聞こえてくるのは英語か日本語くらいでした。

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この辺りは結構入り組んでいて、分かりにくいです。

ちょっと路地裏っぽいところに入っても、店を開いています。

歩いてて飽きない。

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さて、晩飯です。

上野のチャイナ系地下街によく似た場所に来ました。

お店の人は日本語が話せるようで、日本語で接客してました。

とりあえず、適当に店に入ってみる事に。

メニューを見てびっくりしましたね。

チャーハンなどの一品料理でも、100元(約300円)しないものばかりでした。

非常に安く、何を頼んでも一人当たり1000円行かないほどです。

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奥の台湾ビールは小さいですが、これの1.5倍くらいの大ビンは90元(約270円)。

物価は安い気がします。

料理はと言うと……まあ……好きな人は好きだと思います。

私はちょっと無理かな。

台湾料理の味付けって、なんだかどれも後味が似ているんですよね。

そんなこんなではしゃいでいたのですが、途中からお腹が痛くなり、トイレへ。

個室に入ったのはいいものの、紙が無い。

いや、ホルダーすらない。

どうやらそこは、個室の外に紙がロールされていて、それを持って個室に入るんですって。

いやぁ、まあ……いいんですけどね……それは……。

ただ、台湾で許せなかったのは、臭いですね。

僕は臭いが駄目だと、全てが駄目と言うほどに、臭いに敏感なのですが、何処へ行っても臭いんですよね。

臭豆腐って知ってます?

これが滅茶苦茶臭いんです。

そのお店? がどこにでもあるんすよ!

飯を食ってても、歩いてても、何をしてても。

それが駄目で駄目で、我慢の限界が近づいてきて、やがてまた体調を崩しました。

寒気と腹痛がずーっと続き、結局、二日目はダウン。

ホテルで寝てました。

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それでも、何か食べないと死ぬ可能性があるので、近くのコンビニを探すと、なんとセブンイレブンを発見。

こうした日系? のお店はいくつかあって、ファミマや吉野家すき屋までありました。

台湾料理を口に出来ない僕にとっては、もう天使のような存在……でもない。

売ってるのは、まあ当たり前だけど、台湾の人の口に合うようなものばかりで、おにぎり一つとっても、謎の中身だったりする。

それを買って食べてみても、何故か海苔が甘かったりと、結構裏切られました。

ただ、安いんですよね。

日本で150円くらいするペットボトルの飲み物も、75円くらいで買えます。

飲み物は裏切らないので、水ばっか買ってました。

水道水は飲めないしね。

あと、コンビニですけど、レジ袋は基本的に貰えないと思った方がいいです。

「いる!」と言ったり、「いるか?」って聞かれないと出てきません。

また、有料です(1元)。

そんなに多く買い物をしないと、聞かれない印象でした。

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買い物ついでに、交通事情も見てきました。

まず、台湾は右側通行でした。

これは、エスカレーターに乗る時も同じで、右。

そして、横断歩道用の信号機は、青になると写真のように緑の人が歩き出します。

動くんです。

そして、上には時間が表示されており、時間が減ってゆくたびに緑の人も早歩きになるのが面白かった。

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車用の信号も、時間が表示されており、あとどれくらいで青になるのか分かるようになっています。

こうしないと、台湾人はせっかちらしく、青になる前に進んでしまうらしい。

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あと、写真では撮らなかったのですが、とにかくバイクが多いです。

どこもかしこもバイバイク。

暴走族でもこんなに密集しねぇよってくらい、信号待ちしています。

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また、仕事柄、消防関係の設備に目が行きました。

結構、日本のメーカーが使われていたりして、面白みは少なかったのですが、使われている言葉が面白く、消火器なんかは滅火器と表示されていました。

「消火」という文字を見なかったので、もしかしたら「消火」という言葉は無いのかもしれません。

分からんけど。

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同期から凄く苦い胃薬を。

後輩からは頭痛薬を貰い、何とか二日目は乗り切りました。

夜ご飯は、近くの日系うどん屋で素うどんを食いました。

滅茶苦茶美味しかった。

早く日本に帰りたかった。

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三日目は朝市に来ました。

ある程度、体調がよくなっていたので、4人で行動。

やっと台湾を満喫できます。

動画を撮っていると、現地の人が乱入してくることが結構ありました。

皆、日本語が上手で、気さくに話しかけてくれます。

駅で迷ってる時も、道を教えてくれたし、人柄はいいのかもしれません。

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朝市では主にフルーツが売られてました。

何処にでも売っていたドラゴンフルーツは一個20元。

日本での値段は知りませんが、おそらく安いです。

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おばあさんが話しかけてきて、これを進めてくれた。

なにこれ?

恐る恐る食べてみると、甘くはなく、中肉が入ってました。

「肉まんをぐちゃぐちゃにした味」という感じです。

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続いて、マンゴーかき氷を食べる為に、ちょっと移動。

移動している途中、印象深かったのは、家の窓です。

どの家の窓にも、こうして鉄格子がかかってました。

防犯用なのでしょうか?

また、どの建物も古い古い。

日本だったら取り壊されてもおかしくないような建物ばかりでした。

建築法は日本ほどきつく出来てないのかな?

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そして目につく日系企業

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マンゴー尽くし。

果肉がごろっと入っているので、凄く濃いです。

濃い割には、食べやすく、全員完食。

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そして、畳みかけるように小籠包を食べる。

僕「(ほんまこいつら胃袋どうなってんねん)」

って思ってました。

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でもね、これはめちゃくちゃ美味かったです。

お腹いっぱいな僕でも、これはするっといけましたね。

うどんの次に美味かったかな?

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容赦なく料理が運ばれてきます。

奥のニンニクの芽みたいなのが凄く美味しかった。

お腹にも優しかったし。

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カニみその小籠包の中には、カニをかたどった皮が。

こういう遊び心、嫌いじゃない。

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そこからは二班に分かれて、まだ食べる組とホテルで休む組に分かれました。

もちろん、僕は休む組。

まだちょっとお腹痛いの♥

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夕方になり、訪れたのは「九分」。

台北からバスで1時間半ほどだったかな?

バスを待っている間、凄くしつこくタクシーの勧誘があった。

安かったけど、怖いのでひたすら断りました。

バス停には「公共の機関を使いましょう」みたいなの書いてあったし。

無許可タクシーが横行しているらしいです。

ちなみにバスの料金は100元でした。

安い。

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ところで九分って何があんの?

実は、千と千尋の神隠しに出てくる舞台のモデルになったところらしいです。

台湾観光名所の一つですね。

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確かに、凄くきれいな所でした。

もう一回、千と千尋みようかな?

そこからは、タクシーを捕まえて、台北へ帰りました。

タクシーは、知らない人と相乗りでした。

どうやら、一人当たりで請求するのが一般的らしく、よりお客さんを乗せる方が儲かるシステムの模様。

バスでは1時間半で100元でしたが、タクシーは200元で40分ほどでした。

最初からタクシー使えや良かった。

 

4日目は、急いで空港へ戻り、日本へ帰ってきました。

時差は一時間なので、生活に支障は出ませんでしたね。

 

とまあ、こんな感じです。

写真が少ないって?

実は、ずっとGOPROをまわしていて、写真あまりとれなかったんですよね。

GOPROの方はと言うと、60本の動画で38GBも撮ってます。

本当は公開したいけど、顔写っちゃってるしね。

最後の方は急ぎ足になっちゃったけど、話せば長くなることばかりです。

ちょっとここでは語りつくせないですね。

ちなみに、タイトルにある「死にかけた挙句、アメリカを救った」と言うのは、あまりにも体調が悪すぎて、夢現の中でアメリカを救った。

という意味です。

という意味です。

これを語るには、ちょっと僕の文章力では難しいので、もし僕と会うことがあれば、その時お話ししましょう。

 

いやぁ、それにしても、初海外はちょっとハードでした。

臭い、衛生環境、飯……。

これが合わないだけでここまできついとは……。

僕には海外旅行は向いていないのかもしれません。

ただですよ?

アメリカはどうなのよって話ですよ。

アジアではなく、もっと先進国ならば或いは……?

そんな期待を持って、また海外旅行に挑戦できればと思います。

 

日本に帰って来たら、普通に体調回復しました。

あの苦しみは何だったのか……。

 

ではでは。