初心者は、技術よりセンス……いや、レンズだ!
どうも、僕です。
二台目の除湿庫が来ましたので、機材の整理をすることに。
白い方が新しく購入したもの。
大きいのを一台買おうかと思ったけれど、とりあえず。
わーお……。
レンズがたくさんだぁ……。
安いレンズを買いまくった結果ですね。
せっかくなので、レンズと共に、実際に撮影した写真を紹介したいと思います。
レンズ軍団+テレコン
今回はテレコン以外を紹介します。
まずはこいつ。
初めて買ったレンズです。
SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM
所謂、安価の万能レンズ。
18-250mmという、レンズキッドを一台にしたような、初心者にもお財布にも優しい所がいいよね。
手ぶれ補正も付いており、「もうこれだけでいいんじゃね?」と思える一品です。
250mmまで寄ると、F6.3と非常に暗くなってしまうのが弱点ですが、それでも走る車に対してこれだけ撮れます。
まあ、良い写真かどうかはさておき、ブレが少ないのは嬉しいですよね。
続きまして。
一眼レフを買ったら、一度は思う事。
「単焦点レンズ欲しい。ボケさせたい」
「安価でボケさせたい」
そんな願いを叶えてくれるレンズ。
Nikon AF-S DX 35F1.8G
とにかく安い!
めっちゃ安い。
しかも、35mmという、結構な広さを持っています。
ボケはそんなに綺麗ではないのですが、初心者にそんな事は関係ありません。
F1.8は非常に明るく、写真を撮るのにストレスがないです。
ポートレートとか、街撮りとか、一枚絵を撮るのに最適です。
「お洒落な写真が撮りたいなぁ」とぼんやり思ってるサブカルクソ野郎にお勧め。
続きまして。
「広角レンズが欲しいなぁ」と思って、ネットで調べていたところ、衝撃的な単語を発見しました。
「超広角レンズ」
TOKINA AT-X 116 PRO DX II 11-16mm F2.8
その名の通り、超広角レンズです。
カメラの距離って、ズームにありがちな18mmくらいかな~なんて思ってませんか?
これはなんと11mm。
魚眼レンズならともかく、これは人間の目よりも広く撮れるレンズです。
大きいものを一枚に納めたいという強欲な人にお勧めです。
レンズも安く、ちょっと凝りたいなと思った人にお勧め。
ただ、日常で使うとなると、結構難儀します。
とにかく広すぎるんです。
目で見ている風景よりも、景色が小さくなってしまうので、ファインダーを覗きながら距離を考えないといけません。
想像以上に近づかないといけないので、「本当にこんな距離で納まるのかよ……あ、納まった」って感じです。
続きまして。
カメラを買ったら一番言われること。
「魚眼レンズ買わないの?」
簡単に言うな!
TOKINA AT-X 107 DX Fish Eye 10-17mm F3.5-4.5
「魚眼レンズって、オモチャだから安いでしょ」なーんて思ってたら痛い目を見ます。
値段的には、超広角レンズと同じくらい。
正直、全く使わないと思っていいです。
一回使うと、もういらないです。
魚眼じゃないといけない景色なんぞなく、むしろ魚眼の為に景色を探すくらいです。
面白い写真は撮れます。
けど、それだけです。
超広角レンズを持ってなければ、魚眼でもいいかなって感じ。
でも、超広角レンズがあれば、魚眼はいらないです。
完全に「欲しいから買った」という感じです。
お金に余裕があれば、体験してみるのもありですが、お勧めはしません。
続きまして。
ズーム、単焦点、超広角と来れば、これは押さえておきたいですよね。
そう、マクロレンズです!
Nikon AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
初めて買ったFXフォーマットレンズ。
ナノクリスタルコートというなんか凄いアレなのだ。
値段は少し高めかなと言う感じ。
まあ、FXフォーマットだし、純正だしね。
最初の印象は「スゲー寄れるな」。
被写体にフードが触っちゃうなんて事はしょっちゅうでした。
明るいし、綺麗なんですが、ピントを合わせるのが難しい。
距離が近いし、手ぶれするので、ピントがずれる。
上の写真も、精一杯頑張った結果、やっぱりちょっと合ってない。
動くものを近くで撮ろうとすると、とにかく苦労します。
続きまして。
説明はいらないかな。
単焦点レンズです。
しかし、先ほどの物と違い、物凄く高いです。
それでも、この単焦点レンズを買おうと思ったのは、ボケの美しさにあります。
伝説的とも言われてるノクトニッコールの新時代版とも言われています。
作例は、前回紹介しきれなかった分と一緒に何枚か。
58mmという距離は結構狭く、35mmで馴れていた僕にとってはちょっと扱いづらく感じました。
なので、その為だけにフルサイズを買ったくらいです。
とにかく開放で撮影するのが楽しくてしょうがなくなります。
「何だかプロになったみたい」と錯覚しますが、所詮錯覚です。
僕も触ってあまり時間は経っていませんが、カメラにお金をかけれるのなら、絶対に買った方がいいレンズです。
さて、色んなレンズを紹介してきましたが、ここからはちょっと変なレンズシリーズで行きたいと思います。
と言っても、三本だけですけどね。
まずはこれ!
アマゾンで3000円くらいで買えるトイレンズです。
凄くちっちゃくて、装着すると情けない姿に。
友人が買っていて、僕もすぐに購入。
ケラレを発生させるって言った方が分かりやすいかな?
とにかく暗く、距離の基準が絵で描いてあるのですが、全く分からん。
遊ぶには持って来いのレンズですが、基本的にすぐ飽きます。
「こういうのもあるんだね(白目)」と、頭を空っぽにしてくれるレンズです。
続きまして。
ニコン おもしろレンズ工房 ぐぐっとマクロ
正直に言おう。
全く面白くはない。
いや、ちょっと面白いけれど、「おもしろレンズ」とハードルを上げたのがいけない。
中野のカメラ屋でふと見つけたのだが、手書きで「おもしろレンズ」と書いてあったので、主人に「なにが面白いんですか?」と、何だか馬鹿するような発言が飛び出た。
レンズは分解出来て、組み立て方によって距離などが変わる。
なるほど、面白い。
うん、面白い。
また、こんな感じでふわっとした感じの写真も撮れる。
へー、面白いねー。
面白いねー。
さて、最後になりました。
気になった人も多いんじゃないかな?
宇宙からやってきたレンズ……。
LENSBABY レンズベビー3G
あおりをつけることが出来るレンズで、何と、レンズがグニャーっと曲がる。
また、下にある輪っかは、F値を調整するもの。
構造上、羽根が無いので、穴の大きさを自分で調整するしかない。
面白いのは、輪っかはマグネットで出来ているので、マグネットシートで穴の形を変えることが出来るところ。
器用な人はやってみるのもありだね。
僕は挫折したけれど。
とにかく、撮影してて楽しいレンズ。
見た目も変だし、なんだか未来から観光に来た人の気持ちになれる。
面白いレンズなんです。
そう、面白いレンズなんです。
分かったか? おもしろレンズ工房。
さて、紹介は以上です。
初心者なりに色々説明しましたが、いかがでしたでしょうか?
これからカメラを始めようかなと思った人の参考になればいいなと思います。
タイトルでも触れた通り、初心者は、技術やセンスももちろん必要だとは思うのですが、やっぱりレンズかなぁと言う感じがします。
色んなレンズに触れて、どんな写真が撮れるのかを見ていけば、きっと素敵な一枚に巡り合える日が来ると思います。
同じレンズで頑張るのもありですが、冒険してみるのもありだと思いますよ。
兎にも角にも、写真を撮るのが楽しくなれれば、一番ですけどね。
ブログっぽい事、初めてしたかもしれん。
ではでは!