美しさってなんだよ(哲学)
どうも。
flickerが制限されて、アップロード難民になっている僕です。
まあ、あまりブログ書かないからいいのだけれど。
いやあ、ブログ放置してから色々ありまして、何とか生活をしているところですよ。
元の会社に戻って、仕事は順調なんですけど、給料がね……。
まあこればかりは覚悟をしていたことですし、頑張って出世するしかないですわ。
さてさて、そんなことでスタジオ撮影の会社を辞めて早半年以上。
辞めてから気が付く撮影の教訓について、ちょーっとだけ、写真を紹介しながら話そうと思います。
会社を辞め、やっぱり物撮りよりも、風景とかポートレートが好きだなぁっと思って、何度か写真撮影してみたのですけれど、何だか以前と違って、面白く撮影できないと言うか、正解ってなんだろうって思い始めました。
スタジオ撮影を経験する前は、自分がいいと思うものって、案外直感的というか、人に見せられないレベルでも、割と満足していた。
でもそれは、「美しさ」そのものを知らなかっただけだったのだと、今になって思う。
「美味い飯を知らないのに、美味い飯は作れねぇんだよ」
社長に言われた言葉だ。
「とにかく、写真を撮る前に資料(カタログやら広告など)を持って来い」と、よく社長は言っていた。
怒鳴り散らされながらわちゃわちゃやっていたから、あまり意識しなかったけれど、つまりはそういう事なのよね。
「美しい」を知るには、美しいと言われているものを集めろ。
カタログに採用されている写真、広告に採用されている写真。
何も分からないなら、とにかく「美しい」を知れ。
そういう事だ。
社長は決していい人ではなかったけれど、まじめな人であったことは確かだ。
美味いものを食べさせてくれることが多かったけれど、あれはもしかしたら、そういうことを伝えたかったのではなかろうかと、今になって思うことがある。
そんなことは無いと、現役の社員は言うだろうけれど。
「美味い」とか「美しい」に関して、僕はあまりにも鈍感であるから、これから色々なものに触れていかなければならないのを思い知った。
自炊も、他人から見たらあまりにもおかしいと言うか、食に関心が無さ過ぎると言われる始末であるし。
とにかく、一般的に持たなければいけない感性と言うものが、僕にはなかったのだ。
だから怒られまくったのだろうなぁ。
いろいろ言ったけどさぁ、結局さぁ……
美しいってなんだよ(哲学)
美しいものが存在しているのは分かるけれど、その美しいが何故美しいとされているのか、やっぱり分からないでいる。
思うに、感性ってものは、「一般的」とつくものに関して言うのならば、義務教育や生活の中で得る確率の高いものであるのではないかと思う。
僕は超不真面目で、学校の授業も上の空であったからそこが無いだけで、大抵の人は美しいの正体を知っていると言うか、感じることが出来るのではないのだろうか。
もう一度、義務教育からやり直すか?
嫌です……。
とにかく、その美しさを知りたいのなら、今は美しいと言われるものを真似る他ないのだと思う。
社長もそう言いたかったのだろう。
「美味い」「美しい」を知りためにも、僕は美味いものを食い、美しいものを見るのだ。
そして、それを作り、造り、創るのだ。
よーし、そうと決まったら、まずは美味いものを食いに行くぞ!
僕「美味いものを食いたい。何か知らないかね」
友1「――のラーメン屋、めっちゃうまいよ」
友2「――のラーメンも美味いぞ」
僕「あー……僕ね、
ラーメン嫌い
なのよね」
友1・2「あぁ……」
ラーメン以外で美味しいもの募集中。
ではでは。