今更ながら、二日目は分ける必要なかったと思う時分。
京都旅行で最後に訪れたのは…。
離宮八幡宮と言うところだ。
正直、稗田野神社の件で疲れてた僕は、ここに行くかどうか迷っていた。
しかし…時間もあったし、来なかったら来なかったらできっと後悔するだろうと思い、来てみた。
中に入ると枝垂桜がある。
春に来たかった…。
正直、ここら辺に関してはコメントが見つからない。
一応、これがここのメインなのかな?
清らかな水か。
どれどれ?
これが清らかな水かい!?
冗談だろジョニー!
まぁ…なんか来なくても良かったな…。
なんて思って駅に向かう僕。
山崎駅…離宮八幡宮の最寄り駅だ。
山崎駅には「サントリー山崎蒸溜所」がある。
あの有名なお酒「山崎」の蒸溜所のようだ。
少なかったけど、観光客は皆、そっちの方へ流れて行った。
ちなみに、駅の隣には「デイリーヤマザキ」がある。
これはギャグなのか?
と、ここで…行きたい場所は全て制覇しました!
とりあえず京都駅に向かう僕。
次の深夜バスまで適当に街をぶらぶらしていました。
そして…。
京都ともお別れの時…。
なんやかんや楽しかったし、一人旅の大きな経験にもなった。
グッバイ京都…。
深夜バスの席は窓際で、後ろに席がなく、自由にリクライニング出来た。
お陰でぐっすり寝れました。
ヨーグルトの臭いもしなかったし。
東京駅に着くと雨が降っていた。
後から知ったのだけど、台風が日本に上陸していたそうな。
会社では「京都大丈夫だった?台風きてたでしょ?」なんて言われたが、全く心当たりがない。
なんだかラッキーだったな。
そんなこととは知らず、東京駅で傘を購入し、雨の中を歩く僕。
東京に着いた時、心なしか安心する僕がいた。
湿った空気のニオイは今でもずっと残っている。
ブログでどんな事を書こうかとか、お土産をいつ渡すかとか、朝ご飯どうしようか。
京都から帰っても休む事を止めない頭。
いつまでも残る旅の余韻。
帰るまでが遠足!という言葉はこういうことだったんだなぁ。
なんて思いながら、人に見られないように傘で顔を隠しながら頬を緩めた。
「明日、晴れたら何処へ行こうかな」
僕にはまだまだやりたい事がたくさんある。
新しい遠足の始まりを告げるのは、傘を叩く雨の音となった。
おわり