ピクチャーコントロールで世界を変える

日曜日。

久しぶりの青空に散歩でもするかと訪れたのは日比谷公園

今の時期、チューリップが綺麗なんだとか。

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確かに咲いているけど、めちゃくちゃ咲いてるわけじゃなかった……。

ほんのちょっとという感じ。

この日、日比谷公園ではなんかのフェスティバルが行われていたらしく、野外ステージにはへヴィメタ系のお兄さんたちがわんさか。

ちょっと怖い。

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チューリップが思いのほか残念だったので、他の花を撮ることに。

いやあ、春だねぇ。

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この色を青というか紫というかは人それぞれかな?

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名前がかわいい。

そういえば、フトモモっていう植物もあるみたいね。

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なんか、日比谷公園って見たこともない花が咲いてるなぁ。

いや、僕が知らなすぎるのかな?

 

さて、ここからタイトルにもある通り、ピクチャーコントロールについて話そうかな。

ニコンだけか分からないけど、少なくとも僕のD7100にはピクチャーコントロールなるものがある。

色を考えるときって、大体はホワイトバランスとかを考えたりするけれど、このピクチャーコントロールは、コントラストなどをいじることが出来る。

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例えばこういう写真。

ピクチャーコントロールをいじると。

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こうなる。

全く変わった写真に。

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さらにいじる。

上の2枚の中間みたいな色。

一枚目は、色はあせてるけど、輪郭ははっきりしてる。

二枚目は、鮮やかだけど、輪郭がはっきりしない。

こういうように、ピクチャーコントロールの設定一つで写真の印象が全く変わってしまう。

別の例だと。

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これと。

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どちらがいいかは人にもよるのだろうけれど、空の色もここまで変わってしまう。

ちなみに、何もいじってない状態だと、スタンダードといって、一枚目のような色になる。

僕はあまり好きじゃないので、いろいろいじって試行錯誤中。

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スタンダード。

スタンダードだと、なんだか色あせた感じなのが気になる。

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赤を強調した設定。

緑もしっかり出ているし、タンポポも生きている感じ。

ただ、シャープな感じが消えてしまって、ふんわりしている気がする。

と、まぁこんな感じで、ピクチャーコントロールは難しい。

自分好みに設定して、ケースバイケースで使っていくしかない。

便利な設定などない。

写真は「今、自分が見ている景色をそっくりそのまま撮る」っていう人と「自分が思う素敵な世界を創り出し、リアルに表現する」っていう人で分かれると思う。

そういう時にピクチャーコントロール。

結局のところ、自分の見た世界をどういう風に表現して伝えるかが写真の世界だと思うし、そもそも創作ってそういうことだと思う。

どちらも世界を創ることには変わりない。

自分の見ている世界を変えたいと思っている人は、何でもいいから創ってみたらいいと思う。

その手段にカメラを選んだのなら、ファインダーで世界を覗いてみよう。

そうしたら、きっと、線画のような、色のない世界が見えるだろう。

そこに色を付けるのが、ピクチャーコントロール。

それを設定するのは、自分だ。

ファインダーに収まる小さな世界を創ろう。

そうしたらきっと、ファインダーなんてなくても、自分の創った世界の色が見えるようになる。

世界の色や、現実は、自分が創り出したものでしかなくて、他人から与えられるものではないのだと気づかされるはずだ。

そうして、それに気が付いたら、もっともっと、いい色を出そうと、色んな事に挑戦できるだろう。

大げさかもしれないけれど、そんなことで世界は変えられる。

いつか、そんな自分の世界を魅力に感じてくれる人が出来たら、その人の世界も見れて、また新しい色が出来るはずだ。

それが楽しみで仕方がなくなるはずだ。

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……なんか、最後の方だけ意識高い系っぽくなった……。

 

あなたの世界は、何色か。

 

ではでは!

 

 

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