節制……! 我慢……!
蒸し暑い。
湿度99%ってなんだよ(哲学)。
やっと晴れたと思ったらこれですよ。
ま、雨よりはマシなんだけれどね。
そんなこんなで休日。
ボーナスが入ってから飲み会が増え、金曜日もどんちゃんやってきましたよ。
8月には福島県(東北)と福岡県(九州)に行くし、富士総合演習(当選すれば)見に行くし……なんだかお金がかかる事がたくさんですわ。
そんなこんなで、日々節制。
いくらボーナスがあるからって、使いすぎるのはよくないしね(いつも後悔する)。
という訳で、節制という意味も込めて、東京のまだ行ったことない場所へ観光です。
近いしね。
原宿のすぐ近く、明治神宮です。
近くはよく通るんだけれど、中はまだ。
パワースポット? にもなってるらしいし、雰囲気もいい。
それにしても蒸し暑い。
僕も外国人みたいにラフな格好した方が良かったかな?
外人がいるのもそうだけれど、日本人で真面目に参拝している人もいる。
鳥居去る時にお辞儀するとかね。
……それが常識だったらごめんなさい。
女性一人で来ている人もいた。
やっぱりパワースポットなんだなぁ。
まだブームなのかな?
それとも、もう定着したとか?
パワースポットという文化が出来ているのなら、未来の日本には、昔あった迷信とか伝説とか、そういった真怪的なものが復活するかもしれない。
少なくとも、僕はそれを望む。
僕からしたら、真怪まみれの、科学の浸透していない日本こそ、本当の日本なんだよね。
もし東京が真怪に支配された世界であったのなら、人々はそれを楽しみ、科学で証明することをしないと思う。
ごちゃごちゃしていて、よく分からなくて、それでも面白いと思えるのが東京。
ドンキ・ホーテとか、ビレッジバンガードとか、リサイクルショップとかに魅力を感じるのは、そのせいかもしれいない。
二次創作だけれど、未来の東京を舞台にした作品を書いている。
いつかオリジナルで書きたいなぁ。
退廃的未来の東京は、皆さんのイメージするよな明るいSFとはまた違った魅力を与えてくれると思う。
明るいだけが未来じゃないしね。
ちなみに、僕が最初に読んで、もっとも影響を受けたSFは「ブルータワー」。
今まで、明るいだけがSFだと思っていた中学生の僕は、かなり衝撃を受けた。
こんな退廃的な未来を描く作品があったのかってね。
雑に説明すると、意識だけが200年後に飛んだ死にぞこないのおっさんが、殺人ウイルスが蔓延している未来を救う話。
本当に雑。
それから、そういうSFを読んだり、タイムスリップとはなんぞやとか、図書室に篭っていた根暗な少年でしたよ。
それなのに勉強が出来ないっていうね。
一応、ブルータワーも東京。
ただ、タワーの中での話が主というか、地上には殺人ウイルスが~のせいで、あまり東京の描写はないんだけれどね。
面白いので、読むのおすすめですよ(ステマ)。
もう一つ、SFで面白かったのは、友人に教えてもらった「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」です。
映画にもなっていて、映画の題名は「ブレードランナー」。
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
- 作者: フィリップ・K・ディック,カバーデザイン:土井宏明(ポジトロン),浅倉久志
- 出版社/メーカー: 早川書房
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こっちも雑に説明すると、生の動物持ってることがステータスな未来だけど、買えないおっさんがロボットの動物で誤魔化して生活していて、意識上で石をぶつけられて出血し、最後に電池の入った動物を生の動物だと勘違いし手に入れてぬか喜びする作品。
いや、本当にこんな感じ。
まあとにかく、読むことをお勧めする(ステマ)。
そろそろ写真に触れないとね。
清正井。
明治神宮でパワースポットと言えば、ここなのよね。
透き通った湧き水が見どころらしい。
京都みたいながっかりを僕に与えないでおくれよ。
ちなみに入場料は500円。
高いぞ。
しかし、500円を払っても文句がないレベルでいい雰囲気。
写真は明るいけれど、もっと暗いからね。
実際の目で見た方が美しいからね。
メインの湧き水までは結構距離がある。
道の最後にあるらしい。
ま、そこまでは景色を楽しみましょ。
はいはい、蓮じゃなくてスイレンね。
スイレンは蓮のパチモンみたで好き。
……なんて言ったら怒られそう。
蓮とは違う美しさがある。
チャイナ! って感じがしませんか?
何故かわからないけれど。
分かる方います?
東京とは思えないくらい美しい景色。
「貴方は今からタイムスリップをして、まだ人間が存在していない世界へと行くのです」って言われて、目隠しでここに連れてこられたら「スゲー!」って普通に信じる自信がある。
……いや、少しは疑うかもしれないけれどさ。
ビルが見えない。
結構珍しい事かもしれないなぁ。
ああいうところで一か月くらいだらだらと暮らしてみたい。
まだまだ道は続く……。
あっちぃ……。
のど乾いた。
お、これは、きっと菖蒲が咲いていたんだなぁ。
雰囲気で分かるよ!
さて、お待ちかねの湧き水。
じっくり撮影したかったんだけれど、警備員が常駐しているし、混んでたしで、急いで一枚撮って終了。
うーん、まあしょうがないよね。
ちなみに、水は飲めないんだってさ。
超衛生社会、平成。
仕方ないよね。
さて、見るもん見たし、最後は上野公園の様子でも見て帰りますか。
そろそろ蓮が見れるはずだしね。
お、つぼみが膨らんでる。
もうちょっとで咲く感じかな?
そういえば、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」にも蓮が出てきますよね。
”或日の事でございます。御釋迦樣は極樂の蓮池(はすいけ)のふちを、獨りでぶらぶら御歩きになつていらつしやいました。池の中に咲いてゐる蓮の花は、みんな玉のやうにまつ白で、そのまん中にある金色の蕊(ずゐ)からは、何とも云へない好(よ)い匀(にほひ)が、絶間なくあたりへ溢れて居ります。極樂は丁度朝なのでございませう。”引用:芥川龍之介 蜘蛛の糸
金色の蕊って、写真のような黄色いアレでしょうか?
どんな匂いだったのか気になりますね。
7月中旬からが楽しみだ。
ヒマワリとかも咲くころだろうしね。
とまぁ、こんな感じでなるべくお金を使わない遊びを頑張ってますよ。
いつか、東京を題材にしたSFを本格的に書くかもしれないし、東京のいろんな顔を取材するのも手かなぁ~なんて。
もっと東京の魅力を知りたいし、東京に詳しい人、いないかな?
水分補給は大切にね!
ではでは!
しっかし、画質を落としているとは言え、なんか汚いし眠いなぁ。