バイク無いし、150年後にでも行くか

あけましておめでとうございます。

僕です。

 

正月も今日で終わりですね。

僕は5日から仕事なので、後一日休みが残っているわけですが……。

いやぁ、本当はバイクで色々行きたかったんですけどねぇ……。

まあ、こればかりは仕方がないので、

ちょっくら150年後にでも行きますかね。

ってなことで!

東京国立博物館、通称トーハクの『150年後の国宝展』に行ってきました。

どうやら、トーハク創立150周年を記念しての特別展示らしい。

2022年11月2日~2023年1月29日まで開催されるとのことであったが、こんな面白そうな展示が催されているだなんて、全く知らなかった。

というのも、実は、トーハク自体、僕は行ったことが無かったのだ。

以前、トーハクについて調べた時、写真撮影がNGだと知り、それ以来、イベント確認をすることさえしてこなかった。

しかし!

今回のこの展示は、なんと撮影OK!

これは行くしかないっしょ!

公式サイトには、

"個人や企業から集められた“ワタシの宝物”を「150年後の国宝候補」として展示します。その候補は、わたしたちの生活の中にある、携帯電話、車、マンガ、ゲーム、ファッション、映像、ロボット、食文化、建造物や風景。「150年の月日」が新たな国宝を生み出す、壮大なタイムカプセルです。"

出典:

150ourtreasure.jp

 

と、書かれている。

つまり、展示を見に来ている我々は『150年後の未来人』というテイで、展示を楽しむことが出来るのかもしれない。

歴代たまごっち。

当時、たまごっちのパチモンが出回っていて、間違って買ってしまった親御さんもいるのではなかろうか。

女の子はたまごっち、男の子はデジタルモンスター(のちのデジモンであり、戦うたまごっち的なもの)というように、僕の世代では差別化出来ていた印象。

確かに、たまごっちであれば150年後に展示されていてもおかしくないのかもしれない。

昔で言うところのフラフープとか、アメリカンクラッカーとか、そういう立ち位置のおもちゃになるのだろうか?

サンリオのキティちゃん。

どうやら、この展示品は、キティちゃん第一号のぬいぐるみとのこと。

どこかダッコちゃん人形を意識したようなデザインだ。

……まず、抱っこちゃん人形を知っている人がどれだけいるのだろうか?

初音ミク

日本だけではなく、今では海外にも人気のあるキャラクターですね。

合成音声ソフトとして『ボカロ』ブームの火付け役になった初音ミク

初音ミクより前に、MEIKOKAITOが販売されていたことは、実はあまり知られていない事なんじゃないかしら。

また、皆さんご存知『米津玄師』さんも『ハチ』としてボカロPだった経緯があります。

ボカロP出身でプロになった人は結構いますよね。

それくらい、影響のあった初音ミク

余談ですが、僕は、米津玄師さんのこと、クリエーターとして嫌いなんですよね。

あ、いや、僕がクリエーターの立場で、という話ではなく、クリエーターとしての米津玄師さんが嫌いという事です。

というのも、この人、自分で作ったボカロの為の曲を、のちに自分で歌っちゃっているんですよ。

ボカロの曲って、ボカロの為の曲でしょう?

彼の『砂の惑星』という曲は、ボカロ界隈の過疎化をテーマとした曲で、ボカロへの思いやりがある曲です。

それを奪い取って自分で歌っちゃう辺り、何がしたかったんだって感じですし、クリエーターとしての姿勢としては、三流です。

作詞作曲は一流なのに、こういうところはかなり雑。

KICK BACKという曲が好きなだけに、本当に残念クリエーターです。

……話が逸れましたね。

携帯電話。

150年後には確実に博物館にあるでしょうね。

ここ十数年で、なくてはならないものになりましたし、世界へ繋がるきっかけになったものですね。

僕が初めて手にした携帯電話は、プリペイド式の携帯電話でした。

コンビニで本体を買うことができ、コンビニでチャージもできるというもの。

契約等が必要ない事から、犯罪にも使用されることもあったとかなかったとか……。

着メロとか写メ、なんて言葉は、もう死語ですよね。

ただ、たま~に、スマホの写真の事を「写メ」っていう同年代がいたりして、ちょっと笑っちゃう。

今の人たちって、スマホで撮った写真の事、何と言うのでしょうかね?

余談ですが、弊社の仕事用携帯電話が、未だにボタン式のものなんですよね。

その為、なんと、新人が使い方を知らないんですよ!

そりゃそうですよね。

スマホ世代は、ボタンなんてないもんねぇ……。

僕としては、ノールックで文字が打てるから、ボタン式の方が良かったりするんですけどね。

 

さて、お次は個人ブース。

企業とは違い、いいところを突いていて、面白い。

暗記シートですね。

今ではスマホのアプリで暗記とかできますから、150年後にはこういう形でしか知る機会は無くなっているでしょうね。

本当、これはいいところを突いてきたなぁ。

お次は、電線と電柱のある風景。

これまた面白い。

確かに、最近はどこに行っても、電線と電柱はありませんね。

裏路地に入ると……ってことはありますけれど、大通りはほぼありませんね。

そのせいか分かりませんが、鳩が道路を歩いているのをよく見かけます。

その内、飛べなくなったりして。

150年後の展示で、鳩が飛んでいた貴重な映像、とかありそうですね。

これは絶対ですね。

日本においては、まさに国宝ものですね。

ブラックジャックなんて、今読んでも面白いし、この先も新装版として発売されてゆくものになるんじゃないかと思います。

最後はガラスペンですね。

こちら、面白いのは『2022年の現在では文字を書くということ自体を趣味の範疇とする――』と書いてあるところです。

確かに、役所の手続きや学校教育でさえ、文字を書くことが無くなりつつありますから、そういう考えになって行くのも分かります。

我々には、わざわざ苦労をする、という事に楽しさを見出せることもあって、文字を書く文化も、キャンプとか山登りみたいな感じになって行くのかもしれませんね。

 

その他にも色々ありましたが、面白そうなのはこれくらいでしたね。

後は、皆の目で確かめてくれ!

 

PS.

以前、このブログと並行して「妄想東京」というショートショートのようものを書いていたのを思い出しました。

多分、知っている人は知っているかも……。

その作品も、未来の東京を書いたもので、現在の街の特徴を誇張して書いていました。

例えば、渋谷がオタクの街になっていたり、銀座が庶民の街になっていたりしています。

実際、現在の渋谷はアニメ関連のコラボをしているお店が多いですし、銀座もまた、ユニクロやGU、食べ放題のお店や俺の○○シリーズのお店が出来たりと、割とリーズナブルな街になりつつあります。

散歩をする際、未来の姿を想像するのは結構楽しいものです。

皆さんも、普段歩いている街の150年後を想像してみてはいかがでしょうか?

何か、違った発見があるかもしれませんよ。

 

以上です。

 

ではでは。